肉質
にくしつ
名詞名詞-の形容詞
標準
fleshiness
文例 · 用例
しかし、この魚の腹には俗に「鯔の臍」という筋肉質で算珠盤玉のような形のした臓器が入っております。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
筋肉質な君の顔は、どこからどこまで引き締まっていたが、輪郭の正しい目鼻立ちの隈々には、心の中からわいて出る寛大な微笑の影が、自然に漂っていて、脂肪気のない君の容貌をも暖かく見せていた。
— 有島武郎 『生まれいずる悩み』 青空文庫
しかし若い時分に相当の苦労をしたらしく、石油会社の印袢纏と股引に包まれた骨格はまだガッシリとしていて、全体に筋肉質ではあるが、栄養も普通人より良好らしく見えた。
— 夢野久作 『S岬西洋婦人絞殺事件』 青空文庫
あの茎の内部にある海綿様繊肉質は血であろうと何んであろうと、苟しくも液体ならば、凡て容赦しない。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫
それが産卵し、卵を孵化して子を育てるに至ると、まことに食うに堪えないまで肉質が下落するのである。
— 佐藤垢石 『季節の味』 青空文庫
最初は色が白く肉質で中が実しており、脆くて豆腐を切るようだが、後ちには漸次に色が変わり遂に褐色に移り行って軽虚となり、中から煙が吹き出て気中に散漫するようになるが、この煙はすなわちその胞子であるから、今これを胞子煙と名づけてもまんざらではあるまい。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
しかしこの植物の小花は無柄でその肉質壁に坐っているから、その着点を花托とみてもよかろう。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
花には花冠がない、萼が花冠様を呈し、その下部は肉質で実せる筒をなし、その喉部に環状の密槽花盤があり、雄蕊も雌蕊もそこから出ている。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
作例 · 標準
運動不足のせいか、以前よりも体の肉質が柔らかくなって締まりがなくなってきた。
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赤ちゃんのふっくらとした肉質は、触れると跳ね返るような弾力がある。
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加齢とともに肉質が変化し、筋肉量を維持するのが難しくなってきたと感じる。
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標準
meat quality
作例 · 標準
このレストランのステーキは、きめ細かな肉質で口の中でとろけるような味わいだ。
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牛の品種や育て方によって肉質が大きく異なるため、バイヤーは慎重に選別する。
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脂身が多すぎず、赤身とのバランスが良い肉質が、健康志向の人々に好まれている。
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