竹簡
ちくかん
名詞
標準
bamboo writing strip
文例 · 用例
故に民間一般の書籍を燒棄したのは事實であるが、煩雜なる古文を竹簡に漆で書いて、書籍を作つた當時のこととて、書籍の價も甚だ不廉で、且は携帶にも頗る不便であつたから、民間の藏書の案外貧弱であつたことは申す迄もない。
— 桑原隲藏 『秦始皇帝』 青空文庫
先秦時代に藏書の多きことを、五車の書と稱するが、竹簡に寫した書籍が五車に滿載する程あつても、今日の印刷にすれば、誠に貧弱なものである。
— 桑原隲藏 『秦始皇帝』 青空文庫
また當時『公羊傳』『穀梁傳』等の如く、專ら口傳により、未だ竹簡に載せられなんだ書籍も多かつたから、天下の書を焚くといふ條、世人の想像する程、大なる損害はなかつたものと察せられる。
— 桑原隲藏 『秦始皇帝』 青空文庫
自古書契多篇以竹簡。
— 桑原隲藏 『紙の歴史』 青空文庫
勿論此の時の文書は竹簡木簡で、泥で封じた上に印を押捺するのであるから、印が在れば即ち支那へ持つて行つた時證據となるので、文書は簡單でも、或は無くても、よかつたかも知れない。
— 内藤湖南 『聖徳太子』 青空文庫
殺青すといふのは、即ち竹簡に書くことである。
— 内藤湖南 『支那目録學』 青空文庫
策は簡策の意で、國々のことを木簡か竹簡に書いたものといふ意味である。
— 内藤湖南 『支那目録學』 青空文庫
向は色々の本を校正した經驗から、異本の出るごとに誤りを直さねばならぬといふので、初めは竹簡に書き、刊改を待つことにしたのである。
— 内藤湖南 『支那目録學』 青空文庫
作例 · 標準
古代中国では、紙が普及するまで竹簡が主要な記録媒体だった。
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歴史博物館で、実際に使われていた竹簡のレプリカを見た。
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竹簡に書かれた文字は、当時の人々の生活や思想を今に伝えている。
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ウィキペディア
竹簡(ちくかん)は、おもに東洋において紙の発明、普及以前に書写の材料として使われたもので、竹で出来た札(簡)を竹簡(ちくかん)と呼び、木で作られたものは木簡(もっかん)といい。両者を合わせて簡牘 (かんどく)とした。ただし、中国で用いられたのは竹簡が多いので、竹簡を竹簡と木簡の総称の簡牘の意味で用いる場合も多い。
出典: 竹簡 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0