木簡
もっかん異読 もくかん
名詞
標準
narrow, long, and thin pieces of wood strung together that were used to write on in ancient times
文例 · 用例
しかし救いをもろもろの霊ある物に求めたから、どうにか免かれるだろう」 前月、書物を収めてある石橋が火を発して、その木簡を焼いてしまった。
— 白猿伝・其他 『中国怪奇小説集』 青空文庫
西本願寺發掘の晉の泰始五年の木簡、漢魏の間と思はれる道行般若經、東晉の初の李柏文書などが其の的證である。
— 内藤湖南 『北派の書論』 青空文庫
勿論此の時の文書は竹簡木簡で、泥で封じた上に印を押捺するのであるから、印が在れば即ち支那へ持つて行つた時證據となるので、文書は簡單でも、或は無くても、よかつたかも知れない。
— 内藤湖南 『聖徳太子』 青空文庫
策は簡策の意で、國々のことを木簡か竹簡に書いたものといふ意味である。
— 内藤湖南 『支那目録學』 青空文庫
掘り出される紙片とか木簡とかに残されている文字が、スタインにはおぼろげながら、大体読めた。
— 中谷宇吉郎 『『西遊記』の夢』 青空文庫
ニヤの古址では、沢山の木簡が採集された。
— 中谷宇吉郎 『『西遊記』の夢』 青空文庫
三蔵法師よりも四、五百年も前に使われていた木簡である、千七百年の歳月を閲しても、乾き切った砂の中に埋れていた木簡は、特に二枚|重ったまま発掘されたものなどは、内面の文字の墨色が昨日のもののように鮮かであったそうである。
— 中谷宇吉郎 『『西遊記』の夢』 青空文庫
この木簡を発掘した夜、スタインは早速天幕に退いて、人夫たちを先にねかし、自分は一人で、その解読にとりかかった。
— 中谷宇吉郎 『『西遊記』の夢』 青空文庫
作例 · 標準
奈良時代、地方の役所では木簡に文字を記して記録を残していた。
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遺跡からは大量の木簡が出土し、当時の生活を知る貴重な手がかりとなっている。
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古代の木簡には簡潔な公式文書が書かれていた。
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ウィキペディア
木簡(もっかん)とは、主に古代の東アジアで墨で文字を書くために使われた、短冊状の細長い木の板である。紙の普及により廃れたが、完全に存在を消したわけではなく、荷札などには長く用いられた。竹片に書かれた竹簡と木簡を合わせて、簡牘と呼ぶ。
出典: 木簡 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0