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家財道具

かざいどうぐ
名詞頻度ランク #42793 · 青空 139
1
標準
household belongings
文例 · 用例
家の敷金として、百圓くらゐ用意しなければならぬし、その他家財道具一切を買はなければならぬし、そのためには、どうしても、もう百圓は必要であらうし、とにかく、結婚當時の私には、著てゐる著物と、机と夜具、それだけしかなかつたのであるから、ずゐぶん心苦しいことが多かつた。
太宰治 當選の日 青空文庫
禿頭に捩じ鉢巻で、血眼になって家財道具を運ぶ老爺もあれば、尻も臍もあらわに着物を掀り上げ、濁流中で狂気のように立騒いでいる女も見える。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
「おれのしてることは、行き違いばかしじゃないか」 駅へ荷物を取りに行けば、いつの間にかなくなっているし、伊部の所に雪子の著物を借りに行けば、家財道具を差し押えられている最中だ。
織田作之助 夜光虫 青空文庫
市民はすべて浮足立ち、家財道具を車に積んで家族を引き連れ山の奥へ逃げて行き、その足音やら車の音が深夜でも絶える事なく耳についた。
太宰治 薄明 青空文庫
」 とすごく簡単に片づけ、「僕なんかは奥さん、」 とまた、ご自分の事を言い出し、「住むに家無く、最愛の妻子と別居し、家財道具を焼き、衣類を焼き、蒲団を焼き、蚊帳を焼き、何も一つもありやしないんだ。
太宰治 饗応夫人 青空文庫
やっとのことで家族の行方を捜し当たが、家族は着のみ着のままで、家財道具などは何一つ持ち出していなかった。
田中貢太郎 千匹猿の鍔 青空文庫
三 明けて一八九一年の正月になると、旧宅、ボーンマスのスケリヴォア荘から、家財道具一切を纏めて、ロイドがやって来た。
中島敦 光と風と夢 青空文庫
幼を負い老を曳き、家財道具を車に積んだ賤民共が陸続と都門の外へ出て行く。
中島敦 盈虚 青空文庫
作例 · 標準
「軽トラ一台に乗るくらいの家財道具しかないから、引っ越し作業もあっという間に終わったよ」
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豪雨のあと、泥水に浸かった家財道具を泣きながら運び出す住民たちの姿があった。
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「新生活のために家財道具を一新したいんだけど、まずは洗濯機と冷蔵庫からかな」
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