一夫一妻
いっぷいっさい
名詞名詞-の形容詞
標準
monogamy
文例 · 用例
同様に一夫一妻を明白に主張する聖書がアブラハムの一夫多妻を記したのは、彼の一夫多妻が彼のすべての苦痛災禍の種となったことを記述して、一夫多妻の害を事実的に示し、一夫一妻の利を間接に教えたのである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
止むなくんば多妻主義となりて、この二娘を合せ娶れよ、汝はこの婚嫁によりて爾の精神を失迷せしむべからず、然り、爾に大なる元気(Genius)の存するあり、一夫一妻となるも、一夫多妻となるも、爾の元気に於て若し欠損するなければ、爾は希望ある国民なり。
— 北村透谷 『国民と思想』 青空文庫
個人個人の間の恋愛形態が社会にどれだけ連帯責任をもつかということよりはむしろ旧時代の恋愛および結婚生活が絶対のものであるという私有財産制から発生したブルジョア一夫一妻制の宗教的考えを打破するに急であった。
— 宮本百合子 『ソヴェトに於ける「恋愛の自由」に就て』 青空文庫
一夫一妻の基督教徒は必ずしも異教徒たる僕等よりも道徳の高い人間ではない。
— 芥川龍之介 『第四の夫から』 青空文庫
実際また一夫一妻はチベットにも全然ない訣ではない。
— 芥川龍之介 『第四の夫から』 青空文庫
今かりに一歩を譲り、倫理教科書中、私徳のことに説き及ぼさざるに非ず、「一家の間は専ら親愛をもってなる云々、一夫一妻にしてその間に尊卑の幣を免かるるは云々」等の語さえあれば、私徳の要ももとより重んずるところなりと説を作すも、本書をもって学校の教科書となすにおいては、なお不可なるものあり。
— 福沢諭吉 『読倫理教科書』 青空文庫
鳩は一夫一妻で、一回に二卵を産み、雌雄交互に卵を温める。
— 外村繁 『澪標』 青空文庫
たとえば、一夫多妻の制度が、厳重な一夫一妻制度に発達した、こういう事実からみて、道徳は進歩するものと考えられる。
— 久生十蘭 『犂氏の友情』 青空文庫
作例 · 標準
現代の多くの社会では、法的に一夫一妻制が採用されている。
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ペンギンは生涯パートナーを変えない、一夫一妻を貫く動物として知られている。
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文化人類学の授業で、世界には一夫一妻ではない婚姻形態を持つ文化もあると学んだ。
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生物学的な観点から、人間にとって一夫一妻が自然な状態かについては様々な議論がある。
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