関西弁
かんさいべん
名詞
標準
Kansai dialect
文例 · 用例
その脚本が全部関西弁で書かれていたので、その脚本を上演する「演劇集団」の俳優にそれを教えるという名目である。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
こりゃてっきり、ツネちゃんもあの関西弁と出来ちゃった、やぶれかぶれの大情熱だと僕は内心ひそかに断定を下し、妙に淋しかった。
— 太宰治 『雀』 青空文庫
……」 と関西弁でもってベラベラと喋った。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
……それからどんな足取りをとったかは知らないが、その次に彼だと判定される男に会ったのはその夜の午前一時から二時の間――もちろん日附から云えば三月三十日だったが――、四ツ木と思われる男は、亀井戸の魔窟をすぐ前にした路地に、インバネスを着た関西弁の男二人によって屍体となって担がれていた。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
神戸生まれの西は、関西弁のアクセントを交えながら熱っぽく語りはじめた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
平常は寧ろ魯鈍に近い面持と関西弁とに隠されてゐるが、かうして居直ると、冷酷で残忍なものが、じいんと表情の底に沈んでゐるのだ。
— 武田麟太郎 『大凶の籤』 青空文庫
関西弁で、坊ちゃんという事じゃないですか、と正直に答えようと思いましたが、また反感を買ってもと思い、「知りません」と些かくすぐつたい返事をすると、横から、東海さんが、大声で、「あれは関西で、白痴のことを言うんだよ」と言えば、沢村さんも、「そうとも、ボンチはつまりポンチと同じことじゃ。
— 田中英光 『オリンポスの果実』 青空文庫
関西の映画館で、説明者が、関西弁を使ふと、見物がしきりに笑ふさうである。
— 岸田國士 『「語られる言葉」の美』 青空文庫
作例 · 標準
「へぇー、東京に出てきてからも関西弁が全然抜けないんだね。」
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「『それ、なおしといて』って言われて、修理することだと思い込むのは関西弁に慣れてない証拠だよ。」
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「あかん、つい関西弁でまくしたててしもたわ。聞き取れた?」
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