写真師
しゃしんし
名詞
標準
photographer
文例 · 用例
〔雪とひのきの坂上に〕宮沢賢治雪とひのきの坂上に粗き板もてゴシックを辛く畳みて写真師の聖のねぐらを営みぬぼたと名づくる雪ふりていましめさけぶ橇のこらよきデュイエットうちふるひひかりて暮るゝガラス屋根
— 宮沢賢治 『〔雪とひのきの坂上に〕』 青空文庫
(あな虹立てり降るべしや)(さなりかしこはしぐるらし) ……あな虹立てり降るべしや…… ……さなりかしこはしぐるらし……写真師台を見まはして、 ひとりに面をあげしめぬ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
……それをののかんそのことの、 ゆゑはにはかに推し得ね、 大礼服にかくばかり、 美しき効果をなさんこと、 いづちの邦の文献か、 よく録しつるものあらん……しかも手練の写真師が、 三秒ひらく大レンズ、千の瞳のおのおのに、 朝の虹こそ宿りけれ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
十 二週間ほどして、ある朝銀子は病床のうえに起きあがり、タオルを肩にかけて、痒みの出て来た頭の髪をほどき、梳櫛を入れて雲脂を取ってもらっているところヘ、写真師の浦上が入って来た。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
十 二週間ほどして、ある朝銀子は病床のうえに起きあがり、タオルを肩にかけて、痒みの出て来た頭の髪をほどき、梳櫛を入れて雲脂を取ってもらっているところへ、写真師の浦上が入って来た。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
男は、冷静な写真師になりました。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
かの女の隣にいる小ざっぱりした芸術写真師は、見かけだけ快く、内容はプーアなので、むす子に案外|嘗められているのかも知れない。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
サヴォン・カディウムって」とかの女はちょっと気にかかって左隣の芸術写真師に訊いた。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
作例 · 標準
記念日には、腕利きの写真師に家族写真を撮ってもらうことにした。
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彼は、動物の生態を捉えることに情熱を注ぐ写真師だ。
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写真師がシャッターを切る一瞬に、被写体の表情が最高潮に達した。
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