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製紙業

せいしぎょう
名詞
1
標準
paper (manufacturing) industry
文例 · 用例
七八十人の人間が従事している小さい工場ですが、機械工業になってもまだ手練の業の必要な製紙業に対して、代々、紙漉きに慣れて来た土地の子弟たちには何か持前の熟練がありました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
講談社を含む一部の出版業者は石炭その他の生産資材を製紙業者に提供して用紙を買う物交手段に訴えるようになった。
宮本百合子 今日の日本の文化問題 青空文庫
そこで西洋の方でもパピルスや、革紙は次第に勢力を失つて、十四五世紀になると、歐洲でも製紙業が發達し、印刷術の應用と並んで、近世文明の發達を促がす大原因となつたものである。
桑原隲藏 東洋人の發明 青空文庫
この紙はただ薩末へ傳へられたもので、かく支那人を捕虜となし、その捕虜の中より經驗ある者を求めて、製紙業に從事せしめたのは 〔Sa^lih〕 の子なる 〔Ziya^d〕 其人である。
桑原隲藏 紙の歴史 青空文庫
〔Abba^s〕 家第五のカリフ 〔Ha^run al Rashi^d〕(『唐書』の訶論)の時、呼羅珊の總督 Al Fazl 始めて薩末※の製紙業をマホメット教國の首都 Baghdad(『唐書』の縛達)に傳へ、囘暦百七十八年(西暦七九四―七九五)ここに新に製紙工場を建てた。
桑原隲藏 紙の歴史 青空文庫
引き續きてペルシア、アラビア、エヂプト、シリア、スペイン等當時マホメット教の勢力範圍であつた國々に、至る處製紙工場が建設せられ、製紙業の隆興と共にカヤツリ紙や革紙の需要は減じ、西暦十世紀の半頃となると、マホメット教國では殆どカヤツリ紙の使用を絶つに至つた。
桑原隲藏 紙の歴史 青空文庫
ヨーロッパ諸國も西暦十二三世紀の頃迄は西方アジアと同樣で、普通にカヤツリ紙や革紙を書寫の材料としたが(26)、マホメット教國に製紙業が隆興するに從ひ、その製紙はヨーロッパ諸國へ輸入された。
桑原隲藏 紙の歴史 青空文庫
日本最初の新聞人岸田吟香が書いたといふ「ヘボン辭書」の平假名が上海でどういふ風にして作られたかを探らねばならぬし、日本の製紙業がいかにして今日の基礎を築いたかも述べねばならぬであらう。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫
作例 · 標準
地元の経済は、長年製紙業に支えられてきた。
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製紙業は、木材を原料とするため森林資源の管理が重要だ。
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環境負荷の少ない製紙業の技術開発が進められている。
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