パルプ
パルプ
名詞動詞-サ変頻度ランク #23035 · 青空 60 例
標準
pulp
文例 · 用例
そのうちの一回では踝をくじかれ、また鼻をも傷つけられ、その上に顔じゅう一面「パルプのように」ふくれ上がり、腹や脇腹にはまっかな衝撃の痕を印していたそうである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
半日とか煮てパルプのようなものができた。
— 寺田寅彦 『路傍の草』 青空文庫
たとえそれまではパルプと真綿をすりかえる手品をやっていたに相違なくとも、その時には、やっているうちに、もしかするとほんとうにパルプが真綿に変わるかもしれないという不可思議な心持ちを、みずからつとめて鼓舞しつつ、ビーカーの中をかき回していたのではないかという疑いである。
— 寺田寅彦 『路傍の草』 青空文庫
ビーカーのパルプが真綿に変わるまでの途中の肝心の経路も考え方によっては、ほんのちょっとした事のように思われるかもしれない。
— 寺田寅彦 『路傍の草』 青空文庫
パルプ 甚深|微妙の音もなき響の響が其処にはあった。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
「パルプといやはるのは、へえ、この木っぱだすかいな。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
だが、片々に粉砕されたとはいえ、あのパルプの薄紅い光沢の木っ羽が、木の肉片がこのもこもことした、軟柔かな、粘りの酸っぱい、繊維の、一種の木の練り粕にたちまちの間に変形するとは。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
あの固形体のパルプが、ねとねとの綿になり、乳になり、水に濾され、篩われてゆく次から次への現象のまた、如何に瞬時の変形と生成とを以て、私たちを驚かしたか。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
作例 · 標準
古新聞や古雑誌を回収してパルプに戻し、再びトイレットペーパーとして再生する。
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この製紙工場では、輸入した木材チップからパルプを製造する工程を見学できる。
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果汁100%のジュースの中に、絞りたてのパルプがたっぷり入っていて美味しい。
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ウィキペディア
パルプ(英:pulp)とは、主に製紙に用いるために分離した植物繊維である。現在は主に木材を原料としてパルプを製造するが、水素結合を生じる繊維であれば製紙原料として使用できるため、草・藁・竹などの原料からパルプを抽出することも出来る。
出典: パルプ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0