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衛士

えじ異読 えいし
名詞
1
標準
gate guard (during the ritsuryō system)
文例 · 用例
美々しい回しをつけた力士が堂々としてにらみ合っていざ組もうとすると、衛士だか行司だかが飛び出して来て引き分け引き止める。
寺田寅彦 田園雑感 青空文庫
かるが故にわれは今なお牧場、森林、山岳を愛す、緑地の上、窮天の間、耳目の触るる所の者を愛す、これらはみなわが最純なる思想の錨、わが心わが霊及びわが徳性の乳母、導者、衛士たり。
国木田独歩 小春 青空文庫
其の分封|太侈を論ずるに曰く、都城|百雉を過ぐるは国の害なりとは、伝の文にも見えたるを、国家今や秦晋燕斉梁楚呉※の諸国、各|其地を尽して之を封じたまい、諸王の都城宮室の制、広狭大小、天子の都に亜ぎ、之に賜うに甲兵衛士の盛なるを以てしたまえり。
幸田露伴 運命 青空文庫
道衍のと与に酒肆に飲ましめ、王みずから衛士の儀表堂々たるもの九人に雑わり、おのれ亦衛士の服を服し、弓矢を執りて肆中に飲む。
幸田露伴 運命 青空文庫
将門は京に居て龍口の衛士になつたか知らぬが、系図に龍口の小次郎とも記してあるに拠れば、其のくらゐなものにはなつたのかも知れぬ。
幸田露伴 平将門 青空文庫
呉と従者は急いで戸の内に避けたが、最後の衛士は呉がここに涼んでいて行列の妨げをなしたのを怒ったらしく、その臥榻の足をとって倒すと、榻は石※をうがって地中にめり込んだ。
異聞総録・其他 中国怪奇小説集 青空文庫
衛士らはそれから他の宮殿へむかったかと思うと、その姿は消えた。
異聞総録・其他 中国怪奇小説集 青空文庫
すると衛士は、「汝此処に立って法王の許可を待て」 と、法王の旨を伝えた。
国枝史郎 ローマ法王と外交 青空文庫
作例 · 標準
都の入り口には、厳重に武装した衛士が立っていた。
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夜間、衛士たちは交代で門の警備にあたった。
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衛士の目を掻い潜り、密かに城内へと侵入した。
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古文書には、衛士たちの俸禄について記されている。
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2
標準
young forced labour (ritsuryō system)
作例 · 標準
衛士として徴用された若者たちは、重労働を課せられた。
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衛士に選ばれることは、家族にとって大きな負担だった。
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衛士の制度は、当時の社会構造を物語っている。
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彼は故郷を離れ、都で衛士として働くことになった。
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ウィキペディア曖昧さ回避

衛士(えじ、えいし) 律令制下で、主に諸国で軍団が敷かれていた時期に、宮中の護衛のために諸国の軍団から交代で上洛した兵士。 律令制下で、軍団に配置された兵士の称ないし諸国の軍団から交代で衛門府ないし衛士府に配属され、宮中の護衛を担った者の称。 その他、転じて幕末に際して宮中を護衛した御陵衛士など義勇集団の名称。 伊勢神宮および熱田神宮などで警護の任に当たった者 →「神宮衛士」を参照。 守衛を務める防衛事務官 →「軍属」を参照。 皇宮護衛官などの雅称。主に和歌に歌われる際に使われる。小倉百人一首 49 大中臣能宣朝臣 「みかきもり衛士(ゑじ)のたく火の夜は燃え昼は消えつつ物をこそ思へ」など。 日本吟醸酒協会が運営する吟醸酒大学校で「吟の衛士講座」を修了した者に授与される称号「吟の衛士」。

参照文献
関連項目
出典: 衛士 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0