悪癖
あくへき異読 わるぐせ
名詞
標準
bad habit
文例 · 用例
あなた達の悪癖には妾顔まけして了ったわ。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
わが家の悪癖、かならず亭主が早死して、一時は、曾祖母、祖母、母、叔母、と四人の後家さんそろって居ました。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
ミステフィカシオンが、フランスのプレッシュウたちの、お道楽の一つであったそうですから、兄にも、やっぱり、この神秘捏造の悪癖が、争われなかったのであろうと思います。
— 太宰治 『兄たち』 青空文庫
彼はその必要品を粗略にするほど、東洋|豪傑風の美点も悪癖も受けていない。
— 国木田独歩 『非凡なる凡人』 青空文庫
彼はその必要品を粗略にするほど、東洋豪傑風の美点も悪癖も受けていない。
— 国木田独歩 『非凡なる凡人』 青空文庫
そうしないでこの悪癖を直す方法はないかと思って獣医に相談すると、それは去勢さえすればよいとの事であった。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
これは日本人の持っている悪癖――つまり悪い癖でありまして、すぐ他人の頭でものを考えたがる。
— 織田作之助 『猫と杓子について』 青空文庫
私の友人に、寝る前に香り高い珈琲を飲まなければ(飲めばの――誤植ではない)眠れないという厄介な悪癖の持主がいる。
— 織田作之助 『大阪の憂鬱』 青空文庫
作例 · 標準
例文1
例文3
例文5
例文7