鶏卵
けいらん
名詞頻度ランク #42242 · 青空 234 例
標準
hen's egg
文例 · 用例
もとより一室を借受けて、逗留をしておったが、かほどの悩は大事じゃ、血も大分に出さねばならぬ、殊に子供、手を下すには体に精分をつけてからと、まず一日に三ツずつ鶏卵を飲まして、気休めに膏薬を貼っておく。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
実際鶏卵や牛乳や靴の欠乏は聞くも気の毒な状態であるらしいが、ただ驚くのはかの国の科学者、特にペンと紙のほかには物質的材料を要しない種類の科学者が依然としてきわめて重要な研究の結果を着々発表している事である。
— 寺田寅彦 『丸善と三越』 青空文庫
日曜ごとにK市の本町通りで開かれる市にいつもきまって出現した、おもちゃや駄菓子を並べた露店、むしろの上に鶏卵や牡丹餅や虎杖やさとうきび等を並べた農婦の売店などの中に交じって蓄音機屋の店がおのずからな異彩を放っていた。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
ファニーのエープロンの中には小屋のあちこちから集めた鶏卵があった。
— 有島武郎 『フランセスの顔』 青空文庫
* * * ある朝両親はいつものとおり古ぼけた割幌の軽車を重い耕馬に牽かせて、その朝カロラインが集めて廻った鶏卵を丹念に木箱に詰めたのを膝掛けの下に置いて、がらがらと轍の音をたてながら村の方に出かけて行った。
— 有島武郎 『フランセスの顔』 青空文庫
引続いては兵隊饅頭、鶏卵入の滋養麺麭。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
同じ燻ぶった洋燈も、人の目鼻立ち、眉も、青、赤、鼠色の地の敷物ながら、さながら鶏卵の裡のように、渾沌として、ふうわり街燈の薄い影に映る。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
第一に、動物質のものは全く喰べてはいけないと、則ち獣や魚やすべて肉類はもちろん、ミルクや、またそれからこしらえたチーズやバター、お菓子の中でも鶏卵の入ったカステーラなど、一切いけないという考の人たち、日本ならばまあ、一寸鰹のだしの入ったものもいけないという考のであります。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
作例 · 標準
新鮮な鶏卵を使ったオムライスは格別の味だ。
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鶏卵は、良質なたんぱく質を豊富に含む食材として知られている。
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毎日、朝食にゆで鶏卵を一個食べるのが習慣だ。
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