気風
きふう
名詞頻度ランク #30649 · 青空 727 例
標準
character
文例 · 用例
目立たない洋髪に結び、市楽の着物を堅気風につけ、小女一人連れて、憂鬱な顔をして店内を歩き廻る。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
大体こういう気風である。
— ――歪んだポーズ 『時代色』 青空文庫
今日大学の専門の学生でさえ講義ばかり当てにして自分から進んで研究しようという気風が乏しく知識が皮相的に流れやすいのは、小学校以来の理科教授がただ与えられた知識を覚えればよいというように教えこまれている結果であろう。
— 寺田寅彦 『研究的態度の養成』 青空文庫
そう思うと樋口も木村もどこか似ている性質があるようにも思われますが、それは性質が似ているのか、同じ似たそのころの青年の気風に染んでいたのか、しかと私には判断がつきませんけれども、この二人はとにかくある類似した色を持っていることは確かです。
— 国木田独歩 『あの時分』 青空文庫
大工は名を藤吉と申しましたが、やはり江戸の職人という気風がどこまでもついて廻わり、様子がいなせで弁舌が爽やかで至極面白い男でございました。
— 国木田独歩 『女難』 青空文庫
殊に、北海道あたりでは、未だ植民地的な気風が残つてゐるのでせうから質が悪いかも知れません。
— 有島武郎 『私有農場から共産農団へ』 青空文庫
さて、その大乗教義が、どのように日本民族の発展に役立って来たかと申しますと、まず第一に国民生活上、和恭勤勉の気風を涵養したことであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
私たち電気風呂に入ったとき、中に居るときは何ともありませんが、出しな入りしなにはぴりぴり感じます。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
作例 · 標準
このチームには、困難な状況でも諦めない強い気風がある。
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新しい店長が来てから、職場の気風がずいぶん明るくなった気がする。
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彼の故郷は、昔ながらの義理堅い気風が色濃く残っている。
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