連れて行く
つれていく異読 つれてゆく
動詞-五段-行く動詞-他動詞多音語
標準
to take (someone to a place)
文例 · 用例
いよいよ、私の生れた土地へ妻子を連れて行くより他は無い。
— 太宰治 『海』 青空文庫
連れて行くところまでは行ってみる」口を曲げて苦しそうに笑った。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
横山先生のところへ連れて行くと、先生は一目見ただけで、これはじきに直る、毎日上白米を何合ずつ焚いて喰わせろと云った。
— 寺田寅彦 『追憶の医師達』 青空文庫
お前は私を龍宮へ連れて行くなどと大法螺を吹いて、私と對等の附合ひをしようとたくらんでゐるらしいが、もういい、私には何もかもよくわかつてゐるのだから、あまり惡あがきしないでさつさと海の底のお前の住居へ歸れ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
妻が三毛猫だけ連れてもう一匹の玉の方は置いて行こうと云ったら、子供等がどうしても連れて行くと云ってバスケットかなんかを用意していた。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
」 パパには鋸楽師のおいぼれを連れて行くことを云い出した。
— 岡本かの子 『売春婦リゼット』 青空文庫
貝原は不思議がりもせず、小初をこういう性質もある娘だと鵜呑みにして、どっちにも連れて行く。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
その評議の結論は、どうしてもお蝶を遠い国許まで連れて行くよりほかはないということに帰着した。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫