疑似
ぎじ
形容詞-語幹頻度ランク #16452 · 青空 25 例
標準
pseudo
文例 · 用例
事遅留すれば変意外に生ず、故に疑似するところあるは、疾く之を収むるを要するなり。
— 幸田露伴 『囲碁雑考』 青空文庫
それに、二週間ばかり前から疑似赤痢とも云ふやうな病気にかかつて、漸く一二日前から普通の食事を許されて、まだ寝床に横はつてゐた。
— 大杉栄 『遺言』 青空文庫
細胞学者は、先回りして色々の疑似細胞を人工的に造っては、本物と似ていないかと比較している。
— 戸坂潤 『技術へ行く問題』 青空文庫
蘭軒の遺弟子は所謂又分家の良子刀自所蔵の門人録に八十一人、所謂分家の徳さん所著の歴世略伝に二十一人が載せてあつて、二書には互に出入があり、氏名の疑似のために人物の同異を辨ずるに苦むものもある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
一、一字卜為セシ者、皆新様ニ似タレドモ、敢テ古人製字ノ法ヲ倣フニ非ズ、其旁画、動モスレバ疑似ニ渉ルヲ以テ、等ノ片爿ヲ加ヘ、故ラニ字形ヲ乱シ、以テ真字ト分別アルヲ示ス、且此字ニ音無ク義無シ、即原語ノ音ヲ縮メテ、此字ノ音卜為ス者ナリ。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
6 ヤトラカン・サミ博士は、自分の手相術を疑似科学の歴史できれいに裏打ちしていた。
— 牧逸馬 『ヤトラカン・サミ博士の椅子』 青空文庫
(十六)辨疑似 今日の漢書藝文志に、何の書は誰某の作る所に似たり、といふのがある。
— 内藤湖南 『支那目録學』 青空文庫
この中で、どれが最も大事なことかと云へば、(九)分部類より(十六)辨疑似までが、最も目録學上の特殊なもので、殊に前からあつても、少くとも向に至つて始めて完成したものである。
— 内藤湖南 『支那目録學』 青空文庫
標準
suspected (case, e.g. of disease)