擬餌
ぎじ
名詞
標準
lure
文例 · 用例
テンヤ釣り、フカセ釣り、枝鈎釣り、擬餌釣り、延え縄などであるが、これは地方によりまた季節によりいろいろ使いわけている。
— 佐藤垢石 『鯛釣り素人咄』 青空文庫
餌は普通活餌、生餌、共餌、練餌、まき餌、漬餌、擬餌などと別れている。
— 佐藤垢石 『道具と餌と天候』 青空文庫
擬餌には獣角、骨、羽毛、獣毛、ゴム、魚皮、金属、絹糸などがある。
— 佐藤垢石 『道具と餌と天候』 青空文庫
わからんかね」「でも、ちょっとポチが見えなくなると、ポチはどこへ行ったろう、どこへ行ったろう、と大騒ぎじゃないの」「いなくなると、いっそう薄気味が悪いからさ、僕に隠れて、ひそかに同志を糾合しているのかもわからない。
— ―伊馬鵜平君に与える― 『畜犬談』 青空文庫
喜野、ソレお急ぎじゃ、廊下走って、電話へ掛れや。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
「お父さんとお銀ちゃんの稼ぎじゃ、やっと米代だけだよ。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
これは俺の御幣担ぎじゃない。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
達者というも得難いに、人間の癖にして、上手などとは行過ぎじゃぞよ。
— 泉鏡花 『貝の穴に河童の居る事』 青空文庫