そっと
そっと異読 そうっと・そおっと・そーっと
副詞頻度ランク #7517 · 青空 7861 例
標準
softly
文例 · 用例
かわいそうな虫』と寂しげに言い、この頃の暖かい日に、そっと草むらの中に放してやれ、と家人に言いつけた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
野も山も新緑で、はだかになってしまいたいほど温く、私には、新緑がまぶしく、眼にちかちか痛くって、ひとり、いろいろ考えごとをしながら帯の間に片手をそっと差しいれ、うなだれて野道を歩き、考えること、考えること、みんな苦しいことばかりで息ができなくなるくらい、私は、身悶えしながら歩きました。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
いいえ、お逢いしたことは無いのでございますが、私が、その五、六日まえ、妹の箪笥をそっと整理して、その折に、ひとつの引き出しの奥底に、一束の手紙が、緑のリボンできっちり結ばれて隠されて在るのを発見いたし、いけないことでしょうけれども、リボンをほどいて、見てしまったのでございます。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
」 私は、かなしいやら、こわいやら、うれしいやら、はずかしいやら、胸が一ぱいになり、わからなくなってしまいまして、妹の痩せた頬に、私の頬をぴったり押しつけ、ただもう涙が出て来て、そっと妹を抱いてあげました。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
路地へはいり路地を抜け路地を曲り路地へ行きついてから私は立ちどまり馬場の横腹をそっと小突いて、僕はこの女のひとを好きなのです。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
」 馬場はそっと起きあがり、すこし声をはげまして言った。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
私はそのうしろに立ったままで暫くもじもじしていたが、やがて決心をつけてベンチへ腰をおろし、佐竹のスケッチブックをそっと覗いてみた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
そこで青年たちが来る毎に、僕は裏門をあけてそっと入れ、家人に気兼ねしながら話さねばならなかった。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
作例 · 標準
赤ちゃんが寝ているので、そっとドアを閉めた。
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彼女はそっと私の肩に手を置いた。
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風がそっと窓を揺らした。
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標準
stealthily
作例 · 標準
彼は誰にも気づかれないように、そっと部屋を出て行った。
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忍者はそっと敵地に侵入した。
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子供たちは親に隠れて、そっとお菓子を食べた。
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標準
to leave alone
作例 · 標準
彼女は一人になりたがっていたので、そっとしておいた。
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彼は疲れているようだから、しばらくそっとしておいてあげよう。
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触らないで、そっとしておいてください。
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