ひっそり
ひっそり
副詞-と副詞動詞-サ変頻度ランク #11937 · 青空 1629 例
標準
quiet (place)
文例 · 用例
ぎょっとして振りむくと、馬場の右脇にコバルト色の学生服を着た背のきわめてひくい若い男がひっそり立っていた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
この句を読むと、田舎の閑寂な空気や、夏の真昼の静寂さや、ひっそりとした田舎家の室内や、その部屋の窓から見晴しになってるところの、広茫たる一面の麦畑や、またその麦畑が、上風に吹かれて浪のように動いている有様やが、詩の縹渺するイメージの影で浮き出して来る。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
柚の花やゆかしき母屋の乾隅 土蔵などのある、暗くひっそりとした旧家であろう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
旧家の奥深く、影のささないひっそりした部屋。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
その卓の上に、鮮魚の冷たい鮓が、静かに、ひっそりと、沈黙して置いてあるのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
自由に図書室へ出入りすることを許されたが図書室の中はいつ行ってみても誰もいないでひっそりしていた。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
山の宿屋というものを、思わせる「糸屋」と看板を出した旅籠屋には、椽側に紡車を置きっ放しにして、ひっそりかんとしている、馬車はここで停まった。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
人通りのない町はひっそりしていた。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
作例 · 標準
深夜の公園は、ひっそりと静まり返っていた。
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都会の喧騒から離れた場所に、ひっそりと佇む古民家がある。
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みんなが寝静まった後、彼はひっそりと家を出た。
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標準
inconspicuously
作例 · 標準
彼女は、パーティーの隅でひっそりと過ごしていた。
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彼はひっそりと慈善活動を続けている。
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その画家は、ひっそりと創作活動に打ち込んでいる。
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