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寒雨

かんう
名詞
1
標準
cold winter rain
文例 · 用例
この様に明軍も奮戦したけれどもやがて寒雨到り行動は益々敏活を欠くのに対して、日本軍は左右の高地から十字火を浴せたのでついに支うべくもなくなった。
菊池寛 碧蹄館の戦 青空文庫
夕、家人余がために赤飯をたいてくれる秋風就縛度荒川  秋風縛に就いて荒川を度りしは、寒雨蕭々五載前  寒雨蕭々たりし五載の前なり。
河上肇 閉戸閑詠 青空文庫
鏘々然として、床に落ちる黄白の音が、にわかに、廟外の寒雨の声を圧して、起った。
芥川龍之介 仙人 青空文庫
晩間寒雨瀟瀟として落葉に滴る。
断膓亭日記巻之一大正六年丁巳九月起筆 断腸亭日乗 青空文庫
昨夜深更より寒雨凍りて雪となる。
断膓亭日記巻之二大正七戊午年 断腸亭日乗 青空文庫
寒雨夜に入りて纔に歇む。
断腸亭日記巻之三大正八年歳次己未 断腸亭日乗 青空文庫
寒雨霏身にしみ/″\と感ぜらるゝ所あり。
断腸亭日記巻之三大正八年歳次己未 断腸亭日乗 青空文庫
私はその時、彼等と前後して寒雨泥濘を冒して和泉橋へ行つたのであつた。
正宗白鳥 青空文庫
作例 · 標準
朝から晩まで降り続く寒雨が、街を灰色に染めていた。
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窓の外で、寒雨がしとしとと音を立てて降っていた。
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山道を歩いていると、やがて寒雨が身にしみるほどになってきた。
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コートの襟を立てて、冷たい寒雨の中を急いだ。
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