何らか
なんらか
名詞-の形容詞副詞
標準
some
文例 · 用例
校長がもし人望のよい人である場合は、文部省によつて、アツサリ放校が取消されたにしても、何らか校長の顔を立てるためには生徒の方に臨時の損が振りかけられたに相違ありません。
— 中原中也 『我邦感傷主義寸感』 青空文庫
実際こうした詩の情操には、何らか或る鮮新な、浪漫的な、多少西欧の詩とも共通するところの、特殊な水々しい精神を感じさせる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
しかし鶯という可憐な小鳥が、真紅の小さな口を開けて、春光の下に力一杯鳴いてる姿を考えれば、何らかそこにいじらしい、可憐な、情緒的の想念が感じられる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
もとより「いき」と類似の意味を西洋文化のうちに索めて、形式化的抽象によって何らか共通点を見出すことは決して不可能ではない。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
すなわち「いきな事」の必然的制約は何らかの意味の媚態である。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
そこには自負に価する何らかのものが存している。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
もとより、趣味はその場合その場合には何らかの主観的価値判断を伴っている。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
まず何らか「媚態」の二元性が表わされていなければならぬ。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
作例 · 標準
何らかの理由で、彼は会議に遅刻した。
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プロジェクトの成功には、何らかの改善が必要だ。
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彼女は何らかのサインを待っているようだった。
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