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拾い読み

ひろいよみ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #30588 · 青空 87
1
標準
reading only the important parts
文例 · 用例
そうして旧知の人にめぐりあったような気がしてさっそく一本を求め、帰りの電車の中でところどころ拾い読みにしてみると、予想以上におもしろい事がらが満載されてあるように感ぜられた。
寺田寅彦 ルクレチウスと科学 青空文庫
外国文学では流行していたアーヴィングの「スケッチ・ブック」やユーゴーの「レ・ミゼラブル」の英語の抄訳本などをおぼつかない語学の力で拾い読みをしていた。
寺田寅彦 科学と文学 青空文庫
そこで自分は当時の日記を出して、かしこここと拾い読みに読んではその時の風光を思い浮かべていると『兄さんお宅ですか』と戸外から声を掛けた者がある。
国木田独歩 小春 青空文庫
田舎の親戚へ泊まっている間に「梅暦」をところどころ拾い読みした記憶がある。
寺田寅彦 読書の今昔 青空文庫
中途から拾い読みをされたのでは、完全に著者を理解することができないだろう。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
かの女が夕飯を済まして、所在なさに眼のほうたいを抑え乍ら歌書や小説をばあやに拾い読みして貰っていると、庭の裏木戸がぎしいと開き、庭石に当る駒下駄の音が爽やかに近づいて、築山の桃葉珊瑚の蔭から青年は姿を現わした。
岡本かの子 高原の太陽 青空文庫
さきに僕がかの女のお袋に尋ねて、吉弥は小学校を出たかというと、学校へはやらなかったので、わずかに新聞を拾い読みすることが出来るくらいで、役者になってもせりふの覚えが悪かろうと答える。
岩野泡鳴 耽溺 青空文庫
ブラウジングは「拾い読み」という意味だから、ブラウザーは拾い読みのための道具。
津野海太郎 本はどのように消えてゆくのか 青空文庫
作例 · 標準
出発まで時間がないので、新聞の見出しだけを拾い読みして世の中の動きを把握する。
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分厚い専門書をすべて読むのは無理だから、必要な章だけを拾い読みすることにした。
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彼は速読が得意で、膨大な資料を拾い読みするだけで要点を完璧に理解してしまう。
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2
標準
reading word by word
作例 · 標準
文字を覚えたての息子が、絵本の言葉を一文字ずつ拾い読みしている姿が微笑ましい。
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古い古文書の文字は判読が難しく、一語一語を拾い読みするのにも一苦労だ。
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彼女は緊張のあまり、用意してきた原稿を拾い読みするのが精一杯だった。
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