招木
まねき
名詞
標準
part of a loom
文例 · 用例
お酉樣の熊手の裝飾、まねき猫、あんな幼い、悲しくやりきれないものを感じました。
— 太宰治 『國技館』 青空文庫
」 吉永は、少女にこちらへ来るように手まねきをした。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
肥った赤ら顔の快活そうな老西洋人が一人おり立って、曲がった泥よけをどうにか引き曲げて直した後に、片手を高くさしあげてわれわれをさしまねきながら大声で「ドモスミマシェン」と言って嫣然一笑した。
— 寺田寅彦 『あひると猿』 青空文庫
そして、ふたりの町の友だちを手まねきして、三人いっしょに、どやどやと二階へあがってしまいました。
— 新美南吉 『いぼ』 青空文庫
ポチもメリーちゃんも焼けずにいて、早くお迎えに来て頂戴っておまねきをしていましたから」 と言いました。
— 夢野久作 『犬と人形』 青空文庫
この理法の天地に行き亘らぬ隈もない様子を、光あまねき太陽に譬えて大日如来と言い、その寿命の無限なところを名に取って、これを無量寿仏などと言いますが、実体の長と大と量とを説明すべくあまりに果なき名であります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
拍手と一処に六七人の人が私どもの方から立ちましたが祭司次長が割合前の方のモオニングの若い人をさしまねきました。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
お姫さまが、手まねきすると、おねえさまたちのほうでも、それに気がつきました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『人魚の姫』 青空文庫
作例 · 標準
昔ながらの織物工場では、職人が木製の招木を巧みに操って生地を織り上げていた。
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この地方に伝わる伝統的な機織り機には、複雑な形の招木が組み込まれている。
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招木の動き一つ一つが、布の模様や質感を決定する重要な要素となる。
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