姓名判断
せいめいはんだん
名詞
標準
fortunetelling based on writing or pronunciation of one's name
文例 · 用例
こんなことを言ふと、てきめんに迷信家扱ひをされ、読者から笑はれるのは承知して居るが、僕は姓名判断といふやうなものも、多少の根拠があるやうに考へてる。
— 萩原朔太郎 『名前の話』 青空文庫
これも姓名判断と同じやうに、甚だ気に障る厭な易筮だが、今日迄の経歴を回顧してみて、未来を推考したところで、所詮かうしたコース以外に、僕の運命の落着く所はないらしい。
— 萩原朔太郎 『名前の話』 青空文庫
もう少し年が若かつたら、心気一転、姓名判断の易者にたのんで名でも変へて見る所だが、今ではそんな客気もない。
— 萩原朔太郎 『名前の話』 青空文庫
姓名判断の易者に言はせたら、此処で必ず一理窟立てる所だらうが、とに角常識で考へても、作家の名前と作風とが一致せず、表象上に食ひちがつた感じを与へるやうなのは、その人の文壇的運勢上で何となく不吉な悪運を感じさせる。
— 萩原朔太郎 『名前の話』 青空文庫
小児科の医者、特許弁理士、もう一つ内科呼吸器科の医者、派出婦会、姓名判断の占師、遠慮深くうしろの方から細い首を出して長唄の師匠の標柱が藍色の杵の紋をつけている。
— 岡本かの子 『豆腐買い』 青空文庫
むかし、姓名判断などは、なかったのであるが、幸村ほど智才|秀れしものは時に際し事に触れて、いろいろ名前を替えたのだろう。
— 菊池寛 『真田幸村』 青空文庫
姓名判断という迷信的な俗説を信じて改名するのはまた別であるが、そうでなくて改名する人にはおのずから共通な性質があるような気がする。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
いたずらに卜筮者(占い)、観相者(人相見)、推命者(姓名判断)達の言葉などの、「運命前定説(運命は前もって決まっているという説)」の捕虜となって、幸運が我に味方しないと嘆くようなことをすべきではない。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
作例 · 標準
子供が生まれる前に、姓名判断の本を買ってきて、画数の良い名前を何日もかけて考えた。
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彼女は芸名を決める際、運気が上がると評判の占い師に姓名判断を依頼した。
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姓名判断の結果が「大凶」だったのが気になり、わざわざ戸籍の名前を改名する人もいる。
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