血豆
ちまめ
名詞
標準
blood blister
文例 · 用例
鳴り響く、鳴り響く、……四十二年十月 心とその周囲 ※ 窓のそと 1わが※のそと、黄なる実のおよんどんのちまめは小さなる光の簇をつくり、葉かげの水面は銀色の静寂を織る。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
私の掌には長年の鑿だこが出来てゐて力仕事にかけては随分自信があるのであるが、鑿のあたる所と、馬鍬のあたる所とは違ふと見えて、僅かなジヤガイモ畑の開墾で右の掌に血まめが三つばかり出来た。
— 高村光太郎 『開墾』 青空文庫
「馴れないものですから、――こんなに」 忠弘の前に差出して、パッと開いた女の両掌は、ひどい血まめで痛々しく脹れ上って居ります。
— 乞食志願 『奇談クラブ〔戦後版〕』 青空文庫
それからオキクルミは、大浪の谷底へ追い落され漕ぎつづけて行くうちに、手のおもてから手のうらから、夥しい血まめが見る見るぶらさがっていく。
— 知里真志保 『アイヌ宗教成立の史的背景』 青空文庫
その一家が通常の論理の上に安定しているためには、まず男の方がどんな地位の低い仕事についてでも、真ッ黒になってボロを着て指は節くれて掌に血マメが絶えなくとも、男が一家の生計を支えねばなりません。
— その四 人形の家 『安吾人生案内』 青空文庫
作例 · 標準
重い荷物を運んだせいで、手のひらに大きな血豆ができてしまった。
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新しい靴を履いたら、足の指に血豆ができて痛い。
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転んでできた血豆は、時間が経てば自然に治るだろう。
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