水ぶくれ
みずぶくれ
名詞
標準
blister
文例 · 用例
」 水ぶくれの按摩の面は、いちじくの実の腐れたように、口をえみわって、ニヤリとして、ひょろりと立った。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
全體に漠然と水ぶくれがして居る。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
水ぶくれのように力なくたるんでいた平七の五体が、ぷつりと今の今、全身の力をふるい起して、はじけ飛んだというのがいち番適切だった。
— 佐々木味津三 『山県有朋の靴』 青空文庫
また嗅げば肺臓がはれだし、息がとまって死ぬようなことになるホスゲン瓦斯、もっとひどいのはイペリット瓦斯で、身体に触れるとひどくただれ、大きな水ぶくれができ、だんだん目や肺や胃腸をわるくしてゆくという恐ろしいものだ。
— 海野十三 『空襲警報』 青空文庫
が、少し水ぶくれのようなものができただけで、エドワードは天然痘にはかかりませんでした。
— 小酒井不木 『ジェンナー伝』 青空文庫
左の第二指に出来た水ぶくれが痛んで音を出し辛い。
— 宮本百合子 『秋風』 青空文庫
象が水ぶくれになってよたよたと這いまわって来る。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
僕が通りかかった時にゃ、もう巡査が来ていたが、人ごみの後から覗いて見ると、上げたばかりの女隠居の屍骸が、荒菰をかぶせて寝かしてある、その菰の下から出た、水ぶくれの足の裏には、何だと思う、君?
— 芥川龍之介 『妖婆』 青空文庫
作例 · 標準
熱いフライパンに触れてしまい、指に大きな水ぶくれができてしまった。
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新しい靴を履いたら靴擦れができて、かかとに痛い水ぶくれができた。
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皮膚科の先生は、水ぶくれは潰さずに自然に治るのを待つようにと指示した。
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