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封土

ふうど
名詞
1
標準
tumulus
文例 · 用例
諸王は帝の叔父なり、尊族なり、封土を有し、兵馬民財を有せる也。
幸田露伴 運命 青空文庫
和議を結んで各領国に帰ってその封土を守り、権力平均を保てば足りるのである。
菊池寛 応仁の乱 青空文庫
更に、幕府は朝廷に請うて、長州征伐の師を起し、藩主毛利父子を謹慎させ、その封土から十万石を削らうとしてゐる。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
宗吾が三百八十九村の民の爲に死を決せしも、正信が幕府の爲に、六十六國の民の爲に、一死は固より、十二萬石の封土を擲ちしも、義は一也。
大町桂月 宗吾靈堂 青空文庫
しかるに徳川幕府の初めには、諸侯の配置を整理して幕府の基礎を固くするがために、大名取潰しの政策を行い、末期養子の禁を厳にして、諸侯が嗣子無くして死んだときは、直ちにその封土を没収した。
穂積陳重 法窓夜話 青空文庫
或いはみずから求めて曠野を跋渉した意気のなかには、彼らの主君である邦夷を中心として、封土と人民を私有した古い関係を、新しく再現し得るかも知れぬという幻想があったのかも知れない。
本庄陸男 石狩川 青空文庫
慶喜に対する処置としては、内大臣を辞すること、封土一切を返すべきこと、この二カ条が決定された。
国枝史郎 大捕物仙人壺 青空文庫
ここ五稜廓に凝集される蝦夷地の過去は、明治政府に封土をうばわれた徳川遺臣たちの共和国宣言となって濃い印象をのこしている。
――北海道初行脚―― 望郷 青空文庫
作例 · 標準
王は功績のあった家臣に対し、広大な封土を与えてその忠誠を労った。
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その古い地図には、かつての領主たちが支配していた封土の境界線が記されている。
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彼は先祖代々受け継いできた封土を守るため、必死に家政を立て直した。
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