半休
はんきゅう
名詞
標準
half-holiday
文例 · 用例
「いえ、もう、冬の海商売は半休みも同様でございます。
— 岡本綺堂 『鷲』 青空文庫
朝の目覚めや、夜ごとの就寝命令、復習や、暗誦、定期的な半休や、散歩、運動場での喧嘩や、遊戯や、悪企み、――こんな事がらが、長いあいだ忘れられていた心の妖術によって、あまたの感覚、かずかずの豊富な出来事、さまざまな悲喜哀楽の感情、もっとも熱情的な感動的な興奮などを味わわせてくれたのだ。
— WILLIAM WILSON 『ウィリアム・ウィルスン』 青空文庫
勤先の国立出版所から一ヵ月半休暇をもらってクリミヤの休養所へ行って居る。
— 宮本百合子 『一九二九年一月――二月』 青空文庫
四日に一度ずつ今日のように半休があったが、逆に四日に一度ずつの出番にあたれば売場で倍いそがしい目を見るということになる。
— 宮本百合子 『だるまや百貨店』 青空文庫
今日のような半休でも寄宿舎の女店員たちは通勤とちがって存分に手足をのばしてふざけることも出来なかった。
— 宮本百合子 『だるまや百貨店』 青空文庫
半休ごとに出かけると幾子が、さっきの唄のくちで、何かと当てつけた。
— 宮本百合子 『だるまや百貨店』 青空文庫
「うむ」 今泉は一寸いやな顔になりかけたが、「今日は士曜日で、半休だからね」 それは、やつぱり何となく「役所」臭かつた。
— 田畑修一郎 『医師高間房一氏』 青空文庫
此日には町の小學校は休みになり、中學も半休みになり、鑛山には東京の藝人などが來て、その他色色の催物があります。
— 村松おけさ、佐渡牛などのこと 『相川おけさ』 青空文庫