半球
はんきゅう
名詞頻度ランク #32938 · 青空 105 例
標準
hemisphere
文例 · 用例
マグデブルグの半球よ、おゝレトルトよ!
— 中原中也 『地極の天使』 青空文庫
北半球の春は南半球の秋である事だけを考えてもそれはわかるだろう。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
冴え冴えと鋭い紫がかった色調が、凸半球の大気に流動している。
— 小島烏水 『雪中富士登山記』 青空文庫
(明治四十一年九月二十五日『東京朝日新聞』) 五 秋分 昨日まで北半球の上に照っていた太陽がまさに南半球へ越えんとして丁度赤道の真上に来る日である。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
南半球の納豆屋さんには日本から飛んで来る蜜蜂が恐ろしいのである。
— 寺田寅彦 『破片』 青空文庫
また半球形の湯飲み茶わんに突然水を放射すると水は器壁に沿うて走り上り、縁から外に傘状に広がる、そうしていつまでたっても茶わんには水が満たされない。
— 寺田寅彦 『日常身辺の物理的諸問題』 青空文庫
工場の屋背にはまた半球形の円頂があつた。
— 木下杢太郎 『市街を散歩する人の心持』 青空文庫
その胸に、大きな乳鋲のように正確な半球が二つ、見事に盛り上っていた。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫