草刈り
くさかり
名詞頻度ランク #35476 · 青空 90 例
標準
mowing
文例 · 用例
自分は天の冥加に叶って今かく貴い身にはなったが、氏も素性もないものである、草刈りが成上ったものであるから、古の鎌子の大臣の御名を縁にして藤原氏になりたいものだ。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
すると、丁度子供が二人、草刈りに来て居ましたさうで、穂吉もそれを知らないうちに、一人がそっとのぼって来て、穂吉の足を捉まへてしまったと申します。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
みなさんは朝から水泳ぎもできたし、林の中で鷹にも負けないくらい高く叫んだり、またにいさんの草刈りについて上の野原へ行ったりしたでしょう。
— 宮沢賢治 『風の又三郎』 青空文庫
すると、丁度子供が二人、草刈りに来て居ましたそうで、穂吉もそれを知らないうちに、一人がそっとのぼって来て、穂吉の足を捉まえてしまったと申します。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
五 草刈り 屋敷内に草一本ないという自覚を享楽するために、わざわざ人を雇ってまでも裏庭のすみずみまできれいに草を取ってしまう人がある。
— 寺田寅彦 『路傍の草』 青空文庫
こうなるとさすがに雑草の脅威といったようなものを感じて、とうとう草刈りをはじめる決心をした。
— 寺田寅彦 『路傍の草』 青空文庫
草刈り鎌にいろいろの種類のある事を知ったのはその時である。
— 寺田寅彦 『路傍の草』 青空文庫
――既に、草刈り、柴刈りの女なら知らぬこと、髪、化粧し、色香、容づくった町の女が、御堂、拝殿とも言わず、この階に端近く、小春の日南でもある事か。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫