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草刈鎌

くさかりがま
名詞
1
標準
grass sickle
文例 · 用例
お、誰だか長い柄の草刈鎌で、一面に熟れかえった燕麦をスウイスイと刈り立ててる。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
それからずんずん一本道を河楊の並木に添って、この前見た燕麦の畑まで出て見たが、そこはもうおおかた刈られてしまって、例の長柄の草刈鎌も百姓の姿も見られなかった。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
勘次は手にして行つた草刈鎌でそく/\と土をつゝくやうにして掘つた。
長塚節 青空文庫
おつぎは手探りに壁際の草刈鎌を執つた。
長塚節 青空文庫
おつぎは草刈鎌でざくり/\と其の穗を伐つた。
長塚節 青空文庫
到る處畑の玉蜀黍が葉の間からもさ/\と赤い毛を吹いて、其の大きな葉がざわ/\と人の心を騷がす樣に成ると、男女の群が霖雨の後の繁茂した林の下草に研ぎすました草刈鎌の刄を入れる。
長塚節 青空文庫
大抵は赤痢に罹つて漸く身體に力がついたばかりの人々が例年の如く草刈鎌を持つて六|日の日の夕刻に墓薙というて出た。
長塚節 青空文庫
太十は草刈鎌を研ぎすましてまだ幾らもなって居る西瓜の蔓をみんな掻っ切って畢った。
長塚節 太十と其犬 青空文庫