投棄
とうき
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #15209 · 青空 21 例
標準
abandonment
文例 · 用例
出来るだけ伝統的の型を離れるには一度あらゆるものを破壊し投棄して原始的の草昧時代に帰り、原始人の眼をもって自然を見る事が必要である。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
私がなくてもよいうるさいほどの用事を彼女に申し出るとアダは一つ一つそれを諳記して窓から暗のなかに投棄ててしまうのであった。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
アンタもそこに気が付いて口の中を覗いてみなさったものじゃろうが……感心感心……一度、痕跡も残さずに拭い上げた口の中の黒血の残りが、斬られて投棄てられる拍子に、仏様の咽喉からセグリ上げて来ようなぞとは閻魔様でも気が付かん事じゃろう。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
障子の外には人気勢して、くすくす笑い、三太夫は大粒の涙ほろほろ、刀をからりと投棄てて、「切った割に血の出ぬは、むむ、今日は血を流すと、荒神様が祟る日だ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
鍵は投棄てました、決心をしたのです。
— 泉鏡花 『革鞄の怪』 青空文庫
」 投棄てるようにいうとともに、お誓はよろよろと倒れて、うっとりと目を閉じた。
— 泉鏡花 『神鷺之巻』 青空文庫
」 紅入ゆうぜんの裳も蹴開くばかり、包ましい腰の色気も投棄てに……風はその背後から煽っている……吹靡く袖で抱込むように、前途から飛着いた状なる女性があった。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
そして喰べただけのバナナの皮は、なるたけ遠く、虎が通るに違いないと思われた方へ投棄てた。
— 中島敦 『虎狩』 青空文庫
作例 · 標準
不法投棄は、環境汚染の原因となるため絶対にやめてください。
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彼は飼っていたペットを公園に投棄したとして逮捕された。
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産業廃棄物の投棄問題は、長年地域住民を悩ませている。
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