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悪日

あくにち異読 あくび
名詞
1
標準
unlucky day
文例 · 用例
人間がけがをしたり、遺失物をしたり、病気が亢進したり、あるいは飛行機がおちたり汽車が衝突したりする「悪日」や「さんりんぼう」も、現在の科学から見れば、単なる迷信であっても、未来のいつかの科学ではそれが立派に「説明」されることにならないとも限らない。
寺田寅彦 藤の実 青空文庫
故に八節の語は術者をして良き日を詛いて悪日となさしめ、魔術者をして普通の日を日蝕の日となし普通の夜を月蝕の夜となさしめんと願ったものである。
内村鑑三 ヨブ記講演 青空文庫
やがて廓の颶風がここへ舞い込んで来て、それからいろいろの渦を巻き起すことはありありと眼に見えているので、お時は毎朝の空を眺めて、きょうが其の破滅の悪日ではないかと、いつも怖ろしい予覚におびやかされていた。
岡本綺堂 箕輪心中 青空文庫
その日は北太平洋一帯に、季節にはいって始めての時化の襲った悪日だった。
大阪圭吉 動かぬ鯨群 青空文庫
一夜のうちにこれほどの失敗が重なったのは、彼等に取ってよくよくの悪日とも云うべきであった。
白蝶怪 半七捕物帳 青空文庫
今日もおだやかな一日だつた、日々好日の境地へはまだ達してゐないけれど、日々が悪日でない境涯ではあると思ふ。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
畑手入、今春は私の悪日がつづいたので、茄子も胡瓜もトマトも植ゑつけるほどの安静を持たなかつた。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
――悪日だつた、酔ひつぶれて悔を残すばかりだつた。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
作例 · 標準
例文1
例文3
例文5
例文7