口才
こうざい異読 こうさい
名詞形容動詞
標準
oratorical talent
文例 · 用例
「われも、子供のくせに、猪口才げなことを云うじゃないか。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
」 僕は、猪口才げなと云われたのが不服でならなかった。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
しかし、いくら世辞ですすめられても素人のくせに俳優を指揮したり俳優の本読みするやうな猪口才な真似は決してしなかつた。
— 岡本かの子 『雪』 青空文庫
皆が困っていると、下谷の金杉に小股潜の又市と云う口才のある男があって、それを知っている者があったので呼んで相談した。
— 田中貢太郎 『四谷怪談』 青空文庫
突きかけた方は同県下|子安、妹田農場の一|噸積シボレーの使い古した牛乳|車で、衝突と同時に機械と運転台をメチャメチャにした上に、運転手の蟹口才六(三十一)は頭蓋骨粉砕、頸骨、左|肋骨を打折り即死、助手兼、乳搾夫、山口|猿夫(十七)は左脚の大腿部を骨折し人事不省に陥っている。
— 夢野久作 『衝突心理』 青空文庫
「ハヽヽヽ」 浅田は猪口才なと云わんばかりに笑った。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
何と云ふ猪口才だらう。
— 夏目金之助 『坊っちやん』 青空文庫
何という猪口才だろう。
— 夏目漱石 『坊っちゃん』 青空文庫
作例 · 標準
彼は抜群の口才の持ち主で、どんなに気難しい取引相手でも最後には笑顔で契約書にサインさせてしまう。
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弁論大会で、彼女はその豊かな口才をいかんなく発揮し、審査員たちの心を強く揺さぶった。
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「僕には君のような口才がないから」と謙遜する彼だが、言葉のひとつひとつには誠実さが溢れている。
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