秀麗
しゅうれい
形容動詞名詞
標準
graceful
文例 · 用例
「ほんとうかね」能面に似た秀麗な検事の顔は、薄笑いしていた。
— 太宰治 『あさましきもの』 青空文庫
しかし、いかに秀麗で完き形をしている大山でも余り、静まり返りあまり落ちつき払って変化のない冷たさがもどかしく思われた。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
」自分の名を呼んで富士から自分を引離したのであるが、いつも白雪中に隠れている富士の秀麗に対しては決して嫌いな気はしなかった。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
ただ土蔵の窓から、体格のしっかりしてそうな眉目秀麗な子供の皆三が、しょっちゅう顔を見せている癖に、決して外へ出て、みんなと一緒に遊ばない超然たるところを子供達は憎んだ。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
非常に眉目秀麗です。
— 岡本かの子 『智慧に埋れて』 青空文庫
」 ともの優しい、客は年の頃二十八九、眉目秀麗、瀟洒な風采、鼠の背広に、同一色の濃い外套をひしと絡うて、茶の中折を真深う、顔を粛ましげに、脱がずにいた。
— 泉鏡花 『伊勢之巻』 青空文庫
それでも、遉にコーカサス生れの故か、髪も眼も真黒で却々|眉目秀麗な男だったので、貧乏なのにも拘らず、居留地女の間では、格別可愛がられているらしい。
— 渡辺温 『ああ華族様だよ と私は嘘を吐くのであった』 青空文庫
ただ土蔵の窓から、体格のしつかりしてさうな眉目秀麗な子供の皆三が、しよつちゆう顔を見せてゐる癖に、決して外へ出て、みんなと一緒に遊ばない超然たるところを子供達は憎んだ。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
作例 · 標準
「ああ、日照不足で収量が心配だ…。」農家はため息をついた。
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