押入れ
おしいれ
名詞頻度ランク #26057 · 青空 611 例
標準
closet (built into the wall, usu. with sliding doors)
文例 · 用例
「五十人の生徒をあづかつてゐるのだから、その人間が自分一人の用事のために学校を休むなぞといふことはなりません」と、叔母は茶棚を片附けながら、押入れの中を拭いてゐる僕に喋舌りつづけてゐた。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
布団を入れる押入れや、棚や、箪笥の抽斗を探してみた。
— 黒島傳治 『窃む女』 青空文庫
彼女は押入れから布団を出して、頭からそれを引っかむって俯向になった。
— 黒島傳治 『窃む女』 青空文庫
そして黙って押入れをあけて二枚のうすべりといの角枕をならべて置いてまた台所の方へ行った。
— 宮沢賢治 『泉ある家』 青空文庫
からだひとつ消えよかしと両手を肩に縋りながら顔もてその胸を押しわけたれば、襟をば掻きひらきたまいつつ、乳の下にわがつむり押入れて、両袖を打かさねて深くわが背を蔽いたまえり。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
見せましょうか、押入れの中を。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
」 立って押入れを、さっとあけて見せる。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
タンス、鏡台、トランク、下駄箱の上には、可憐に小さい靴が三足、つまりその押入れこそ、鴉声のシンデレラ姫の、秘密の楽屋であったわけである。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア
押入れ(おしいれ)とは、日本の住宅における作り付けの収納空間。和室において寝具・衣類・道具などを収納するための設備である。押込み(おしこみ)と呼ぶこともある。押し入れや押入とも表記する。
出典: 押入れ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0