絶世の美女
ぜっせいのびじょ
表現名詞
標準
woman of unmatched beauty
文例 · 用例
草紙洗小町、雨乞小町などといふいはゆる七小町の類から六歌仙の一人としての歌仙小町、それから人生の栄枯盛衰にかけてあはれ深く説きなした玉造小町、業平東下りの条の髑髏の小町などまで、およそ絶世の美女の上に空想される詩的構想を、あらゆる角度から伝説は充たしてゐる。
— 岡本かの子 『小町の芍薬』 青空文庫
名香数|斛、宝剣一|雙、婦女三十人、その婦女はみな絶世の美女で、久しいものは十年もとどまっている。
— 白猿伝・其他 『中国怪奇小説集』 青空文庫
金剛先生の小町は古今の絶品とも言われていますが、あの小町の能面がいつか紅潮して、拝見しているうちにそれが能面ではなく世にも絶世の美女小町そのものの顔になって生きているのでした。
— 上村松園 『謡曲と画題』 青空文庫
その配置さえ適当にすれば醜女たちまち絶世の美女となるわけさ……といっても真逆シンコ細工のようにちょいちょいするわけには行かんから、勢いモデルが必要となる。
— 蘭郁二郎 『地図にない島』 青空文庫
してみるてえと、前山一作殺しの犯人は絶世の美女かも知れないなア。
— 坂口安吾 『影のない犯人』 青空文庫
三浦義澄に片貝という侍女があったが、これが絶世の美女である。
— 坂口安吾 『曾我の暴れん坊』 青空文庫
しかも絶世の美女であり、世にこれほど妙なる女があろうかと鎌倉の武士連中、つまり当時の独裁政府の御歴々に大評判の麗人であった。
— 坂口安吾 『曾我の暴れん坊』 青空文庫
しかも絶世の美女であった。
— 坂口安吾 『女剣士』 青空文庫
作例 · 標準
物語のヒロインは、誰もが振り返る絶世の美女だった。
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彼は絶世の美女である彼女に一目惚れした。
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絶世の美女と謳われたその女優は、年を重ねてもなお輝きを失わなかった。
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