感恩
かんおん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
gratitude
文例 · 用例
嫉妬の念、感恩の情、憤怨、恨怒、憎疾、喜悦、誠忠、其他諸種の情の感激は、時にやゝもすれば人をして張る氣を生ぜしむる。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
嫉妬の念・感恩の情・憤怨・恨怒・憎疾・喜悦・誠忠その他諸種の情の感激は、ともすれば人に張る気を生じさせる。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
左にその二三を抄出すれば、「考慮閃来如電光、茫然飛入老婆房、自談罪跡真耶仮、警吏暗殺狂不狂」(第十三回)「窮女病妻哀涙紅、車声轣轆仆家翁、傾嚢相救客何侠、一度相逢酒肆中」(第十四回)「可憐小女去邀賓、慈善書生半死身、見到室中無一物、感恩人是動情人」(第十八回)の如し。
— ―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文― 『骨董羹』 青空文庫
父母の恩、師の恩、国土の恩、日蓮をつき動かしたこの感恩の至情は近代知識層の冷やかに見来ったところのものであり、しかも運命共同体の根本結紐として、今や最も重視されんとしつつあるところのものである。
— ――予言僧日蓮―― 『学生と先哲』 青空文庫
陳秀梅さんに対する感恩のために、そして酒の酔のために、それが私の唯一の皮相な口実だったのだ。
— ――近代伝説―― 『画舫』 青空文庫
恩に着るといふ思想そのもののなかに、すでに正当な感恩の念をはづれた、卑くつな下司根性、相手の自尊心をあほるやうな奴隷意識が巣くつてゐるのである。
— ――宛名のない手紙―― 『日本人とは?』 青空文庫
少しは感恩ということを知るがいい。
— 豊島与志雄 『反抗』 青空文庫
わたくしの父執岩渓裳川先生の『詩話感恩珠』に、枕山と星巌の門人遠山雲如とは倶に近視眼であったことが言われている。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
作例 · 標準
彼は長年の支援に対する感恩の気持ちを込めて、記念品を贈呈した。
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困っている時に助けてくれた友人には、深く感恩している。
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日々の生活の中で、小さなことにも感恩する心を忘れないようにしたい。
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