暫且
ざんしょ
名詞
標準
short while
文例 · 用例
「試験はもうすんだんでござんしょうな。
— 黒島傳治 『電報』 青空文庫
しかし疼くようにお痒いのでござんしょうね。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
(貴僧、さぞおかしかったでござんしょうね、)と自分でも思い出したように快く微笑みながら、(しようがないのでございますよ。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
たんと朝寐を遊ばしても鐘は聞えず、鶏も鳴きません、犬だっておりませんからお心安うござんしょう。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
ものを教えますと覚えますのにさぞ骨が折れて切のうござんしょう、体を苦しませるだけだと存じて何にもさせないで置きますから、だんだん、手を動かす働も、ものをいうことも忘れました。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
人に物を思わせたる報酬はかくぞと詈りて、下枝が細き小腕を後手に捻じ上げて、縛めんとなしければ、下枝は糸よりなお細く、眼を見開きて恨しげに、「もう大抵に酷うしたが好うござんしょう。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
性来でござんしょう。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
「丘の上に立ってござらっしゃるお方は、いったい、どなたでござんしょう。
— 新美南吉 『丘の銅像』 青空文庫
作例 · 標準
嵐が過ぎ去るまで、暫且この軒下で雨宿りをさせてください。
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計画の変更が必要になったため、作業は暫且中止することになった。
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詳細は後で詰めるとして、暫且の合意を取り付けることに成功した。
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