茶色
ちゃいろ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #11405 · 青空 1156 例
標準
brown
文例 · 用例
もう十一月も終り頃だつたが、私が女の新しき家の玄関に例のワレ物の包みを置いた時、新しき男は茶色のドテラを着て、極端に俯いて次の間で新聞を読んでゐた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
マニラの帰休兵とかで茶色の制服に中折帽を冠ったのがここばかりでない途中でも沢山見受けた。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
この先生はたいていいつも少し茶色がかった背広の洋服に金縁眼鏡で、そうしてまだ若いのに森|有礼かリンカーンのような髯を生やしていたような気がする。
— 寺田寅彦 『追憶の医師達』 青空文庫
高阪橋を越す時東を見ると、女学生が大勢立っていると思ったが、それは海老茶色の葦を干してあるのであった。
— 寺田寅彦 『高知がえり』 青空文庫
朝日を反映さする金茶色の唐松と、輝やく紅葉――そのくせ、もう枯れ枯れに萎び返って、葉の尖はインキを注したように、黒くなって、縮れている――で、夏ならば緑一色のちょんぼりした林が、今朝は二、三倍も広くなったような気がする。
— 小島烏水 『雪中富士登山記』 青空文庫
黒と茶色の服の色の交錯は女体と男体を、突差にはっきり区別させない。
— 岡本かの子 『伯林の落葉』 青空文庫
君は見違えるほど体など肥って来たようだがね」 事実、柚木はもとよりいい体格の青年が、ふーっと膨れるように脂肪がついて、坊ちゃんらしくなり、茶色の瞳の眼の上瞼の腫れ具合や、顎が二重に括れて来たところに艶めいたいろさえつけていた。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
その返礼にリゼットは後を向いて酒で焦げた茶色の舌をちょっと見せた。
— 岡本かの子 『売春婦リゼット』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は茶色のコートを上品に着こなしている。
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壁の色は落ち着いた茶色で、心が和む。
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彼の瞳は深い茶色で、とても印象的だった。
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ウィキペディア
茶色(ちゃいろ)は、色の一つで、栗の実のような色。オレンジ色と青もしくは黒の中間色である。茶を染料として使った時に出る色に由来する。また、茶色は寒暖のどちらにも感じられる色であり、中性色に分類される。
出典: 茶色 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0