細道
ほそみち
名詞頻度ランク #40969 · 青空 525 例
標準
narrow path
文例 · 用例
人跡絶えた山道には、人力車の通う術もなかったので、二人の若い男女は、互に助け合いながら、蔦葛の這う細道を、幾時間となくさまよい歩いた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
細道の左右に叢々たる竹藪が多くなってやがて、二つの小峯が目近く聳え出した。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
お齒ぐろ溝の角より曲りて、いつも行くなる細道をたどれば、運わるう大黒やの前まで來し時、さつと吹く風大黒傘の上を抓みて、宙へ引あげるかと疑ふばかり烈しく吹けば、これは成らぬと力足を踏こたゆる途端、さのみに思はざりし前鼻緒のずる/\と※けて、傘よりもこれこそ一の大事に成りぬ。
— 樋口一葉 『たけくらべ』 青空文庫
お歯ぐろ溝の角より曲りて、いつも行くなる細道をたどれば、運わるう大黒やの前まで来し時、さつと吹く風大黒傘の上を抓みて、宙へ引あげるかと疑ふばかり烈しく吹けば、これは成らぬと力足を踏こたゆる途端、さのみに思はざりし前鼻緒のずるずると抜けて、傘よりもこれこそ一の大事に成りぬ。
— 樋口一葉 『たけくらべ』 青空文庫
お齒ぐろ溝の角より曲りて、いつも行くなる細道をたどれば、運わるう大黒やの前まで來し時、さつと吹く風大黒傘の上を抓みて、宙へ引あげるかと疑ふばかり烈しく吹けば、これは成らぬと力足を踏こたゆる途端、さのみに思はざりし前鼻緒のずる/\と拔けて、傘よりもこれこそ一の大事に成りぬ。
— 樋口一葉 『たけくらべ』 青空文庫
途中でふとその詩碑のところへ行ってみる気になって海岸の道路を左へそれ、細道を曲り村の墓地のある丘へあがって行った。
— 黒島傳治 『短命長命』 青空文庫
健二と留吉とは夢中になって、丘の細道を家ごみの方へ馳せ降りて行った。
— 黒島伝治 『豚群』 青空文庫
」 右の踏みならされた細道を進んでいる永井がその時、低声に云った。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
作例 · 標準
山奥には、獣道のような細道が続いている。
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細道を抜けると、目の前に美しい湖が広がっていた。
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子供の頃、秘密基地へ続く細道を探検するのが好きだった。
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