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旅亭

りょてい
名詞
1
標準
hotel
文例 · 用例
市街はづれの停車塲から客待の馬車で、海岸附近の或旅亭に着き、部室も定まり軈て晝餉もすむと最早何も爲る事がない、船の出港までは未だ十|時間以上。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
伊太利の繁華なる港といへば、此處は國中隨一の名港子ープルス、埠頭から海岸通りへかけて商館の數も幾百千、もしや濱島は此港で、其商會とやらを營んで居るのではあるまいかと思ひ浮んだので、實に雲を掴むやうな話だが、萬が一もと旅亭の主人を呼んで聽いて見ると、果然!
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』天外萬里の異邦では、初對面の人でも、同じ山河の生れと聞けば懷かしきに、まして昔馴染の其人が、現在此地にありと聞いては矢も楯も堪らない、私は直ぐと身仕度を整へて旅亭を出た。
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旅亭の禿頭に教へられた樣に、人馬の徃來繁き街道を西へ/\と凡そ四五|町、唯ある十字街を左へ曲つて、三|軒目の立派な煉瓦造りの一構、門に |T. Hamashima, と記してあるのは此處と案内を乞ふと、直ぐ見晴しのよい一室に通されて、待つ程もなく靴音高く入つて來たのはまさしく濱島!
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』と立ちかけると、濱島は周章て押止め『ま、ま、お待ちなさい、お待ちなさい、今から旅亭へ皈つたとて何になります。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
』と夫人とも/″\切に勸めるので、元來無遠慮勝の私は、然らば御意の儘にと、旅亭の手荷物は當家の馬丁を取りに使はし、此處から三人打揃つて出發する事になつた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
殊に私は櫻木海軍大佐とは面識の間柄で、數年前の事、私がまだ今回の漫遊に上らぬ以前、ある夏、北海道旅行を企てた時、横濱から凾館へ赴く船で面會した時も、談話爰に及んだ時、彼はふと衣袋の底を探つて、昨夜旅亭の徒然に作つたのだと言つて、一|篇の不思議な新體詩を示された。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
廿五日、乙酉、晴、六波羅の飛脚到著して申して云ふ、和田左衛門尉義盛、大学助義清等の余類洛陽に住し、故金吾将軍家の御息を以て大将軍と為し、叛逆を巧むの由、其聞有るに依りて、去る十三日、前大膳大夫の在京の家人等、件の旅亭を襲ふの処、禅師忽ち自殺す、伴党又逃亡すと云々。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
作例 · 標準
温泉街の風情ある旅亭で、一泊二食のプランを楽しんだ。
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