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宝典

ほうてん
名詞
1
標準
precious book
文例 · 用例
かほど正確を以て聞えた宝典も、巻|累なればかかる記事の矛盾もありて読者を迷わす。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
保険会社の方は兎に角聖書会社は博愛主義の基督教の宝典たる聖書の販売元だから、罪を憎んで人を憎まずと、損害賠償の私訴などを起して、今更支倉を苦しめなくても好さそうなものだが、矢張りそうは行かぬと見えて、忽ち訴訟を起した。
甲賀三郎 支倉事件 青空文庫
于時延宝七年季冬朔日    伊達十九代左少将藤原朝臣綱村(花押)とあるに依り、一旦塵芥に埋れたる反古の如きものであったから、後に至ってかく名附けたものであろうと言う人もあるが、それにしても、祖先の定めたる治国の宝典に、子孫または家臣がかくの如き題号をつけるとは、合点の行かぬことである。
穂積陳重 法窓夜話 青空文庫
釣りに関する世界的宝典と云はれてゐる英国のウオルトンの釣書にしても、その環境や技術が日本のとは大分違つてゐる。
佐藤惣之助 日本の釣技 青空文庫
日記には、単なる女房の後宮記録・執務覚え書きとしての外に、先例書・典故録と言つた側の職分から、知識宝典・詞藻類典の様な姿を採る物さへあつた。
万葉集以後の歌風の見わたし 短歌本質成立の時代 青空文庫
これに反して、あなたの脚本は、少くとも「〔Come'dies〕」に収められてある四篇は、僕に取つて、ミュッセの戯曲と共に、束の間も座右を離さない、云はゞ宝典とも称すべきものだ。
――「葡萄畑の葡萄作り」――序 訳者より著者へ 青空文庫
『告白篇』のごとき、一時は座右から離されぬ宝典でもあったらしい。
――黙子覚書―― 夢は呼び交す 青空文庫
半蔵は半蔵で、『神祇宝典』や『類聚日本紀』などをえらんだ源敬公以来の尾張藩主であるということが、彼の心をよろこばせたのであった。
第一部上 夜明け前 青空文庫
作例 · 標準
この料理本は、私にとって料理の宝典だ。
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彼は古書店で偶然、失われた宝典と呼ばれる書物を見つけた。
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この武術の流派では、代々伝わる秘伝の書が宝典とされている。
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