剽窃
ひょうせつ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
plagiarism
文例 · 用例
Pirate という言葉は、著作物の剽窃者を指していうときにも使用されるようだが、それでもかまわないか、と私が言ったら、馬場は即座に、いよいよ面白いと答えた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
それにつけて私は、ラスキンが「剽窃」の問題について論じてあった事を思い出して、も一度それを読んでみた。
— 寺田寅彦 『浅草紙』 青空文庫
「一般に剽窃について云々する場合に忘れてならないのは、感覚と情緒を有する限りすべての人は絶えず他人から補助を受けているという事である。
— 寺田寅彦 『浅草紙』 青空文庫
文学上の作品などでも、よくこれに類した「剽窃問題」が持ち上がる事がある。
— 寺田寅彦 『空想日録』 青空文庫
大文豪などはほとんど大剽窃家である。
— 寺田寅彦 『空想日録』 青空文庫
六 昔、ラスキンが人から剽窃呼ばわりをされたのに答えて、独創ということも、結局はありったけの古いものからうまい汁を吸って自分の栄養にしてからの仕事だというような意味のことを言った。
— 寺田寅彦 『俳諧瑣談』 青空文庫
しかし、自分のやうな作家凡庸主義の人間が金もうけに時々書くのは仕方がないが、一代の純藝術家を以て任ずる佐藤君までが、他人が幾度も飜案した支那小説を何度目かに飜案したものを娯樂雜誌に掲載して、剽窃云々の嫌疑を受くるなど、文壇の俗惡化も極まれりと云ふべしである。
— 〔源内の手紙、原稿料のことなど〕 『よしなし事』 青空文庫
要は期せずして偶合したので、久しい歳月の間に、こんな事は多くあろう(宝永五年板『風流門出加増蔵』(『西鶴置土産』の剽窃物)三ノ二、伊勢町の大盃といえる大尽云々、六十を過ぎて鬢付嗜み女郎と討ち死にと極めて銀使いける云々)。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
他人の論文から文章を無断でコピーすることは、悪質な剽窃にあたる。
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彼の小説に剽窃の疑いがかけられ、出版社は調査を開始した。
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剽窃チェックツールを使えば、ネット上の文書との類似度を即座に判定できる。
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