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氷雪

ひょうせつ
名詞
1
標準
ice and snow
文例 · 用例
三 次に、高山の氷雪が、如何ばかりの造山力を有するかを語ろう。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
これに反して日本海方面の北アルプスは、冬季氷雪の多いこと無双であるが、山の標高は辛うじて三千米突を出入するに過ぎない。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
しかしそればかりで出来るのではない、万年雪や氷は、塑造的物質になって、その通過する地床の傾斜に、少しでも変化があれば、氷雪はそれに応じて裂罅を作ること、渓流の「渦巻き」が、いつ見ても一つところに、居据わりのように出来ているのと同じく、クレッヴァスも毎年同一の地点に出来る現象を呈する。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
今宵、あふぎて見るものは天井の蜂巣蝋燭、伏して見るものは女人淫行の指、皿、魚肉、雲雀、酒盃、而して我が疾患蝕金の掌と、輝やく氷雪の飾卓晶峯とあり。
萩原朔太郎 散文詩・詩的散文 青空文庫
丁度午後三時のことでありましたが、前の四人は四千尺ばかりの氷雪の処を逆おとしに落下したのです。
幸田露伴 幻談 青空文庫
山高く、夏は三伏の盛夏と雖も氷雪ありと云ふ。
北原白秋 海阪 青空文庫
彼は長い時間氷雪の間を渉つた後、一|杯の冷たい釣瓶の水を注ぐことによつて快よい暖氣を其の赤く成つた足に感ずる樣に、僅少な或物が彼の顏面の僻んだ筋を伸るに十|分であるのに、彼は其の冷水の一|杯をさへ空しく求めつゝあつたのである。
長塚節 青空文庫
毎日吹き捲くる疾風が其の遠い西山の氷雪を含んで微細に地上を掩うて撒布したかと思ふやうに霜が白く凝つて居た。
長塚節 青空文庫
作例 · 標準
標高の高い山岳地帯では、夏の間も氷雪が消えずに残っている。
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氷雪に閉ざされた村では、冬の間は外界との連絡が途絶えがちだ。
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南極大陸の厚い氷雪の下には、太古の地球の記録が眠っている。
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