意臨
いりん
名詞
標準
copying calligraphy without sticking to the model (calligraphy)
文例 · 用例
そこでみんなは青いりんごの皮をむきはじめました。
— 宮沢賢治 『紫紺染について』 青空文庫
こつさいりんしんかとて柴をかつぎて、※さん被りにしたる村里の女房、娘の、朝疾く町に出づる状は、京の花賣の風情なるべし。
— 泉鏡花 『寸情風土記』 青空文庫
一日大雨がふって霧が渦巻き、仕事も何もできないので、みんな小屋にこもって寝ていた時、藤野の手帳が自分のそばに落ちていたのをなんの気なしに取り上げて開いて見たら、山におびただしいりんどうの花が一つしおりにはさんであって、いろんならく書きがしてあった。
— 寺田寅彦 『花物語』 青空文庫
君を木戸の所まで送り出してから、私はひとりで手広いりんご畑の中を歩きまわった。
— 有島武郎 『生まれいずる悩み』 青空文庫
高一は、敵兵と仲よしにならなければいけないと思い、一番おおきいりんごをひとつとって、敵兵の手にのせてやりました。
— 海野十三 『電気鳩』 青空文庫
「おいみんな、うまいりんごを売りにきたぞ」 そういうと、中からどやどやと敵兵があらわれました。
— 海野十三 『電気鳩』 青空文庫
さうして あとには骨だつた黒いりんかくがのこつてゐる。
— 大手拓次 『藍色の蟇』 青空文庫
すると、下に並んでいた紅いりんごが一つ、すうっと宙に浮きあがった。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
作例 · 標準
先生、この書は臨書ではなく、意臨で練習してもよろしいでしょうか?
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意臨は、原典の形にとらわれすぎず、自分の解釈で書くのが特徴なんだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ふむ、この線は、意臨の勢いがあって良いね。もう少し骨太にしてみよう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼は王羲之の書を臨書するだけでなく、意臨で独自の境地を開こうとしている。
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