片足
かたあし
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #20981 · 青空 1220 例
標準
one foot
文例 · 用例
機関長室からハイカラ先生の鼠色のズボンが片足出て、鏡に女の顔が映って見える。
— 寺田寅彦 『高知がえり』 青空文庫
負傷した片足を引きずり引きずり杖にすがって行く若者の顔にはどこへ行くというあてもないらしい絶望の色があった。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
昭青年がいま水際に降りる岩石の階段に片足を下ろしかけたとき、その石の蔭になっている岸と水際との間の渚に、薄紅の色の一かたまりが横たわっているのが眼に入りました。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
すると耳に手をあてゝ、わああと云ひながら片足でぴょんぴょん跳んでゐた小さな子供らは、ジョバンニが面白くてかけるのだと思ってわあいと叫びました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
起きてから私が一言も口をきかないので、照れかくしに私の胸にボクシングで穴をあける真似をして片足を私の鼻につきだしてがらがらとした声でおしゃべりを始めようとするので、私が扇風機に電流を通じる。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
山の手のホテルの寝床の上で米良は彼女に片足かけていまでは彼は資本主義の出鱈目な機構を利用し成金になっていた。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
すると僕はそこにロップの粗悪な寝顔を見て、廻れ右をすると、彼女の腹部に片足で立上って、そのまま躊躇なく外へ飛び出した。
— 吉行エイスケ 『飛行機から墜ちるまで』 青空文庫
冬籠もりをした汽船は、水上にぬぎ忘れられた片足の下駄のように、氷に張り閉されてしまった。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
作例 · 標準
バランスを保つため、彼は片足で立った。
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猫が片足を上げて、一生懸命に毛づくろいをしている。
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練習中、片足でけんけんをしてゴールまで進んだ。
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標準
one of a pair (of shoes or socks)
作例 · 標準
洗濯物の中から、靴下の片足だけが見つかった。
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昨日の夜、急いでいたからか、片足だけ違う靴下を履いてきた。
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どうしてもこの靴の片足だけが見つからないんだ。
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