数次
すうじ
名詞
標準
several times
文例 · 用例
されど燕王答えたまわねば、数次書を上りけるが、皆|効無かりけり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
わが作るところの隊歌、民謡「歩三の春」数次合唱され、少壮将校たちの気焔亦当るべからず。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
)名将李広は数次の北征に大功を樹てながら、君側の姦佞に妨げられて何一つ恩賞にあずからなかった。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
二人は到底別れねばならぬ筈に極つて居るのだから、愈別れとなつた時は決して私に思を残してはならぬといふことまで数次おいよさんに断つて置いたのである。
— 長塚節 『隣室の客』 青空文庫
お母様が、倅も卒業すれば、是非洋行をさせねばならないが、卒業試験の点数次第で、官費で遣られるか、どうだか知れないと話すと、わたくしがお金を持っていれば、有るだけ出して学資にして戴きとうございますなどという。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
枝路のことなれば闊からず平かならず、誰が造りしともなく自然と里人が踏みならせしものなるべく、草に埋もれ木の根に荒れて明らかならず、迷わんとすること数次なり。
— 幸田露伴 『知々夫紀行』 青空文庫
車夫は数次腰を屈めて主人の後方より進出でけるが、「どうも、旦那、誠に申訳もございません、どうか、まあ平に御勘弁を願ひます」 眼を其方に転じたる酔客は恚れるとしもなけれど声粛に、「貴様は善くないぞ。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
此故に腥き血の臭失せて白粉の香鼻を突く太平の御代にては小説家即ち文学者の数次第々々に増加し、鯛は花は見ぬ里もあれど、鯡寄る北海の浜辺、薯蕷掘る九州の山奥に到るまで石版画と赤本は見ざるの地なしと鼻うごめかして文学の功徳無量広大なるを説く当世男殆んど門並なり。
— 三文字屋金平 『為文学者経』 青空文庫
作例 · 標準
飛行機は遅延し、私たちは空港で数時間待たされた。
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彼は集中して作業を続け、数時間後にようやく一段落した。
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「疲れたから、今日はもう数時間しか勉強できないよ。」
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