名ばかり
なばかり
名詞-の形容詞頻度ランク #28391 · 青空 0 例
標準
in name only
文例 · 用例
なに、名ばかりの親戚で僕とは血のつながりなんか絶対にない。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
今戸の渡と云う名ばかりは流石に床し。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
河とは名ばかりの黄色き砂に水の気なくて、照りつく日のきらめく暑そうなり。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
浮世の花の香もせぬ常闇の国に永劫生きて、ただ名ばかりに生きていなければならぬかと思うと、何とも知れぬ恐ろしさにからだがすくむ。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
(F・O)○=(F・I)街 覆面の諸士二十名ばかり、 雲霧主膳を中心にひそひそ話。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
平伏して居る家臣一同(百名ばかり)。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
殆ど假名ばかりで小兒が書いたやうな所もある。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
食糧や、慰問品の受領に鉄道沿線まで一里半の道のりを出かけていた十名ばかりが、帰ってきたのだ。
— 黒島傳治 『前哨』 青空文庫
作例 · 標準
管理職とは名ばかりで、実際には残業代が出ないだけで現場仕事ばかりだ。
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名ばかりの社長として担ぎ上げられたが、実権はすべて専務が握っている。
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春とは名ばかりの寒さが続いており、なかなかコートを手放せない。
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