縦横無尽
じゅうおうむじん
形容動詞名詞頻度ランク #29587 · 青空 159 例
標準
freely
文例 · 用例
街路には、縦横無尽に、蜘蛛の巣のような、鉄条網が張りめぐらされた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
従ってわれわれのだいじな五体も不断にこの弾丸のために縦横無尽に射通されつつあるのは事実で、しかも一平方センチメートルごとに大約毎分一個ぐらいの割合であるから、たとえば頭蓋骨だけでも毎分二三百発、一昼夜にすれば数十万発の微小な弾丸で射通されている。
— 寺田寅彦 『蒸発皿』 青空文庫
それは、できるだけ活発に縦横無尽に刀刃を振り回して、しかもだれにもけがをさせないという巧妙な舞踊を見せてくれる。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
町中を水量たっぷりの澄んだ小川が、それこそ蜘蛛の巣のように縦横無尽に残る隈なく駈けめぐり、清冽の流れの底には水藻が青々と生えて居て、家々の庭先を流れ、縁の下をくぐり、台所の岸をちゃぷちゃぷ洗い流れて、三島の人は台所に座ったままで清潔なお洗濯が出来るのでした。
— 太宰治 『老ハイデルベルヒ』 青空文庫
そうして新約の時代に到って、サタンは堂々、神と対立し、縦横無尽に荒れ狂うのである。
— 太宰治 『誰』 青空文庫
きやりと閃く青白い恐怖が彼の頭の中にあらゆるものを一|嘗めに浚って行ったあとは、超自然のような勢力が天地を縦横無尽に駆け廻る、その勢力に同化してしまって洋々蕩々たる気持になってしまうのだ。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
……嘴を鳴らして、ひらりひらりと縦横無尽に踊る。
— 泉鏡花 『陽炎座』 青空文庫
ううむ、ううむ、と大袈裟に唸りながら、めちや苦茶に鎌を振りまはして、時々、あいたたたた、などと聞えよがしの悲鳴を挙げ、ただもう自分がこのやうに苦心惨憺してゐるといふところを兎に見てもらひたげの様子で、縦横無尽に荒れ狂ふ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
作例 · 標準
彼はグラウンドを縦横無尽に走り回ってゴールを決めた。
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インターネットで縦横無尽に情報を検索する。
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このゲームでは、広大な世界を縦横無尽に探索できる。
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