太文字
ふともじ
名詞
標準
boldface
文例 · 用例
ところがその顔の額へもつていつて彼は「千鳥」と太文字で書き入れた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
鉄筆には、先が丸くなったものやヘラ状のものなど、太文字や絵を描くのに工夫されたものもありました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
任意の部分を太文字にしたり、下線を引いたりする。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
「誘惑の沼とセント・ジヨージ」(第三章)――卓子の上の原稿には鷲ペンの太文字で、そんな表題が誌してあつた。
— 牧野信一 『南風譜』 青空文庫
「僕はうんと気張つて傑作を一枚寄附するから、その代り君の方では僕の名前を一番太文字で、横綱野長瀬晩花と最初の行へ出してくれるんだね。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
だから、彼は、生粋のオランダ人一家が、ひろびろと枝をのばした鈴懸の木の下の、屋根の低い農家につつましく住んでいるのにたまたま出あうことがあれば、いつでも、その一家を、留めがねがついた、肉太文字で書かれた小さな一巻の書物に見たてて、本食い虫の熱心さでそれを研究した。
— ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿 『リップ・ヴァン・ウィンクル』 青空文庫
「猶太の古代貨幣なら、猶太文字で署名がしてあるはずだ。
— 国枝史郎 『銀三十枚』 青空文庫
よく「群玉舎」と太文字でしたためた番傘さして、宿屋のどてら着た赤毛布たちが上野駅附近をうろ/\してゐた。
— 正岡容 『大正東京錦絵』 青空文庫
作例 · 標準
取扱説明書の中で、絶対に守らなければならない警告事項は太文字で記載されている。
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パソコンで表計算ソフトを使う時、見出しの行を太文字にしておくのが私のルールだ。
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この企画書のタイトルは、少し太文字に変えた方がインパクトが出ると思うよ。
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